寒夜、A社N田・S浦氏と3人で直へ。仕事がらみの重たい話をしつつ、いつもながらの旨い酒と肴で心は軽やかに。
この夜、残念ながら白レバーはなかったけれど、「かぎりなく白レバーに近いレバー」を食し、N田氏も満足の様子。ほかにお任せの串を何本か、本鮪・のどぐろなど旬の刺身盛り合わせ、お約束のさつま揚げといろいろ野菜のサラダを食べ、これも外せぬつくねを追加。そして最後は軍鶏スープのなかにたゆたう煮(にゅう)麺で締める。
美容活動も料理も一緒だね。洗練された《手順》と《手際》のよさ、《ひと手間》を惜しまぬ熱意。売上はこのプロセスの向こうにしかない。それを「自己目的化」と呼ぶ輩のなんと浅薄なことよ。
真冬の裏路地にひっそりと佇む直もいいけれど、今度は初夏に来よう。少し手前で車を降りて、暮れなずむ通りを緑風に吹かれながらそぞろ歩いて来よう。
N田君、高志断固貫徹せよ。