「コーローショーだって!」
「聞いたことない料理名だね」
「違うって、厚労省。厚生労働省に認定されたのっ!」
「たこ焼きコンシェルジュ?」
「そう。こやってタコをパッパッと入れて、ほんでクルッとひっくり返して…」
「あー、そこの1個返し忘れてるよ」
「ほんまや~ってちょっとやっちゃん、あんたケンカ売ってんの?」
「腹減ってんだよ」
「厚労省認定のメイク検定に受かったんだってば!」
「当然だ。君には技術がある。術前術後じゃ別人だもの」
「やっぱりケンカ売ってるわ」
「腹ペコなんだよ。その技術はBTで活かすことにして、早く晩飯作ってよ」
「よおし、腕にヨリをかけて作ったる」
「ホイコーロー?」
「さあて何でしょねえー」
(賢明な読者諸氏はもうお分かりでしょう)